『よう実(ようこそ実力至上主義の教室へ)』は小説(原作)、漫画、アニメの3種類ある作品です。ジャンルは学園サスペンス。
でも3つあるとそれぞれで違う点や繋がりが分からなくなりますよね。
アニメは改変がすごいって聞いたけど…
小説・漫画・アニメならどれがおすすめ?
こんな人向けに、この記事では『よう実(ようこそ実力至上主義の教室へ)』の小説・漫画・アニメの違いや特徴、それぞれの繋がりについて説明します!
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ちなみにアニメ1期の範囲は小説1〜3巻で続きは4巻〜。漫画1〜5巻で続きは6巻〜。
アニメ2期の範囲は小説4〜7巻で続きは7.5巻〜。漫画は該当なしです。
(漫画はアニメに追い越されてます)
よう実はアニメの改変が凄まじい!小説や漫画との違いは?
小説(原作)と漫画、アニメでは以下の点が違ってきます。
特にアニメは改変が凄まじく、小説版と比べると話の展開やキャラの性格が全然違います。
また小説を基準として漫画・アニメそれぞれの違いをひとことで表すとこうなります。
またアニメではカットされてる部分もあるので、詳しく知りたいなら読んでおいても全然損はありません。
内容の違い
基準は原作である小説と漫画。それらとアニメを比べるとキャラの性格と話の設定が大きく改変されてます。
例えばこんな感じ。
キャラ面の違い
アニメでは最初から不気味(かっこいいとも言える?)な感じ。
原作小説では3巻最後までは普通な感じだが、内容は進むにつれてアニメで同じ感じになる。
アニメは最初から綾小路が表に出すぎな感じ。原作小説だと無人島特別試験(3巻)辺りからちょくちょく出るようになる。
漫画版では表情豊か過ぎて面白いが崩壊してる気も。淡白さ皆無でかわいいと言えなくもない?
原作小説ではモブだがアニメではメインヒロインに昇格。原作小説で他キャラが活躍するシーンも堀北に差し替えられてる。
例えば須藤健の暴力事件。原作小説(2巻)だと綾小路と一之瀬が絡むが、アニメ(4話)だと綾小路と堀北。
アニメ7話『無知な友人ほど危険なものはない。賢い敵のほうがよっぽどましだ。』では、綾小路にプールに突き飛ばされたのは堀北だが原作小説では軽井沢恵。小説でのプール回(4.5巻)に堀北はほとんど出てこない。
この回は結構重要なシーンで原作との大きな矛盾になった。軽井沢の扱いのひどさに炎上した感あり。
とにかくアニメはかなりの堀北推しで、この点は最大級の改変と言えます。
もはや『ようこそ実力至上主義の教室へ』ではなく、『ようこそ堀北家へ』、『ようこそ堀北主義の教室へ』じゃないか?とまで揶揄されたほど。
原作・アニメ共に裏桔梗は健在。小説では特にアレです。ネタバレになるから書きませんが、色んな意味でとにかくアレです。
漫画版はある程度進めば分かる。食えないお方です。アニメではその段階まで描かれずに終わった。
ドラゴンボーイ笑
原作・アニメともそこまで変わらないか?いや、違いがあった。アニメ2期で小説以上にボコボコにされてました…。
かわいい
書記ちゃん。
小説ではいっぱい喋ってくれるけど、アニメではあんまししゃべらない!
小説は占いのシーンがかわいいかも?
アニメでは人物自体そこまで詳しく描かれず。
話の設定面での違い
各試験で原作との違いや規模の縮小が出てる
多分これ以外もあるけど省略。
小説とアニメは全然違いますし、漫画とアニメも違う部分があります(綾小路の性格)
というかアニメは改変が多すぎます。ここまで変えると先が心配になる。
2020年5月時点でアニメ2期は未発表ですが、もし出るなら原作とさらに違うものになるはず。
1期で後々に影響する改変があるので、このまま2期を作ると外伝的なものになるかも。
というか1期円盤の売り上げが良くなかったので、そもそも出ないという話もありますが。
→2022年7月に2期、2023年に3期が放送されます!1年生編は全てアニメ化されるとのこと!
カットシーンが多い
原作小説とアニメは大きく違う展開がありますが、改変どころかカットシーンもたくさんあります。
例えば、原作小説1巻の後半から2巻にかけては話の繋がりも少しわかりにくくなるほどカット量が多いです。
また無人島編もアニメでは結構カットされてます(特にこの辺は原作を読んだ方がいい)
しかしながらカットシーンが多いのはアニメ化の宿命でもあります。まぁ仕方ないのかなと。
作画面の違い
小説・漫画・アニメでは作画が違います。描いてる人が違うので当たり前ですが…。
個人的には漫画の作画が一番いいと思う!この点は譲れないですね。
作画のためだけに買ってもいいんじゃないかと思ってしまう。
ちなみに作画担当は一乃ゆゆさん。『魔法科高校の劣等生 司波達也暗殺計画』でも描いている方です。
絵の感じが少々違うかも?
知らなかったのでちょっとびっくり。
ストーリーの進行速度の違い
小説がアニメ化される時、だいたい小説1冊分の内容がアニメ3~4話にまと待ってることが多いです。
でも『よう実』は内容が結構深いからか、アニメにするには少々多めの話数が使われてます。
なのでアニメの進行度は小説の半分にも満たない感じです(1巻分すら終わってません)
なのでアニメの進行速度はものすごく遅いと言っていいでしょう。
このままだと小説を全て漫画化するには何十年も先になります。というか全編アニメ化は無理(小説が原作のアニメはみんなそう)
ちなみにアニメでは原作の4.5巻の内容が一部入っているので注意してください。
小説ではアニメで放送された12話分が終わった後、11.5巻で1年生編が少し続いてその後2年生編1巻に入ります。
漫画は小説より進みが遅く、2年生編はまだ出てません(2020年5月時点)
また漫画版は月刊コミックアライブでの連載作品です。『月刊』なので話の進みは遅く、小説と漫画は発売間隔が異なるため、ストーリーの進行速度にも大きな違いが出ます。
よう実の場合、小説は大体4か月毎、漫画(単行本)は半年毎のペースで発刊されています。
漫画で小説1冊分の内容を全て終わらせるのに1年かかるとします。でもその1年の間にも新しい小説が発刊されるわけで…。
でもこれは小説原作の漫画の宿命みたいなもので、作品の途中までどころか序盤で漫画が打ち切りになることもよくあります(アニメはもっとよくある)
なので『よう実』も漫画作品の話の進み具合は原作小説と比べて大きく遅れを取っているのが現状です。
小説・漫画・アニメのどれがおすすめ?
またしても結論から。
です!(個人的意見)
もちろん人それぞれですが、順当に行くなら小説一択です。
なぜなら…、
好き(嫌いではない)なら、小説から読むのが一番いいと思います。原作だし進みも早いし内容も濃い。
そして何より内容が頭脳戦なので文字メインの小説に合ってると思う。
ただし、
とかなら漫画やアニメも全然OK。
これを考慮すると、
→アニメ1期後に原作小説4巻から
→原作小説1巻から
(アニメ→原作小説4巻)でもOK
でもいいと思います。
ただし原作とはストーリーの流れやキャラの性格が違ったり、エピソードそのものがカットされたりしてるので注意。
気になる場合は小説1~3巻を読みましょう!
原作から読み始める場合は、まず文字で理解してイメージする。その後は絵やボイスのある漫画やアニメを楽しむ!
ただし自分のイメージと実際のキャラが違うと違和感がすごいです。よう実の場合それが結構ある。キャラの扱いも変わります。
そのギャップに耐えられないようなら、素直に原作から読んだ方が良いです。原作小説が本物ですから…。
これは個人的な考えなのであくまで参考程度でお願いします。結論としてはやっぱり好きなように読むのが良いです。
でもよう実は小説・漫画とアニメで本当に大きく違います。
次はどんな点が違うのかをまとめます。
『よう実』小説・漫画・アニメの情報まとめ
2020年5月現在、『よう実(ようこそ実力至上主義の教室へ)』は原作小説(ライトノベル)と漫画本編・番外編が刊行、アニメ化もされています。
原作小説(ライトノベル)
小説は『よう実』の原作になります。
著者:衣笠彰梧
レーベル:MF文庫J
巻数:既刊15巻(2020年5月)
本家本元。混じりっけなしです。最初に読む候補筆頭。
漫画
原作小説とは色々違う。進行度・刊行は遅め。
著者:衣笠彰梧
作画:一乃ゆゆ
レーベル:MFコミックス
巻数:既刊9巻(2020年5月)
活字が苦手なら漫画から入るのも全然ありです。絵もかわいいですしね!
番外編
ようこそ実力至上主義の教室へ ルート堀北
著者:衣笠彰梧
作画:ササガキ
レーベル:MFコミックス
巻数:全2巻
漫画版メインヒロインの堀北。推しなら読んでみてもいいかも。
ようこそ実力至上主義の教室へ OTHER SCHOOL DAYS
著者:衣笠彰梧
作画:ササガキ
レーベル:MFコミックス
巻数:全2巻
『ようこそ実力至上主義の教室へ』公式アンソロジーです。
アニメ
原作とは多くの点が大きく違ってくるのがアニメ。ただしアニメーションやボイスは魅力的。
著者:衣笠彰梧
キャラクターデザイン:森田和明
話数:全12話
よう実 原作小説・漫画との違いは? その凄まじい改変を紹介!
原作小説・漫画・アニメがある『よう実(ようこそ実力至上主義の教室へ)』。
小説・漫画・アニメは色々違う点があります。特にアニメは改変が凄まじい。
どれから読めばいいのかは判断が難しいですが、カットシーンやより深い内容を知りたければ小説1~3巻もおすすめです。
いずれにしても親しみやすい物から入って楽しむのが良いですね!
※当ページの情報は2022年9月のものです。
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